【VERSUS】セルフライナーノーツ「カナリア」

2015/12/13

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06.カナリア

この曲は【VERSUS】収録曲の中で、最も衝動的な曲と言える。
このアルバムに収録する曲を選曲していく中で、
ひとつのテーマとして、「今までの臼井嗣人に無い色」を加えたいと考えていた。
所謂「アコースティックギターを持って歌うシンガーソングライターのCD」
という枠(あくまで自分の中でのイメージだが、、)から脱したかった。
そんな想いから、アコースティックギターをエレキギターに持ち替えて
スタジオで無心にギターを掻き鳴らしながら生まれたのがこの曲だ。
アルバムの中でも異質なこの曲が生まれ、それを収録したいと思えた大きな要因は
ギターを掻き鳴らしメロディーが降ってきたその時、頭の中には井手上誠のギター、
木田佳文のベース、真野たかしのドラムが確かに鳴っていたから。
そこに確信が持てたから。
結果的に、自分の中でも新たな自分を見つけられた作品になった。
歌詞の内容も、サウンドに負けないような強い言葉を並べたかった。
その結果、自分への戒めの部分も見え隠れするようなものになった。
この曲はアコースティックギター弾き語りでの再現がなかなか難しいので、
バンド編成の時のみ演奏している。
そういった意味でも特別な曲だ。
こういう曲を今後もっと作っていきたいとも思っている。

【カナリア】

カナリア 光になにを観る
夜明け前の彼方

寂しがり屋 臆病に羽根を震わせ
遠く広がっている空を眺めて
風を切り飛ぶイメージ

おいしい話にばかり心は揺れて
手軽に揃うものはどれも試した
床に転がった夢の地図

カナリア 光になにを観る
壊れかけた夢を抱いて
カナリア 光はどこにある
夜明け前の彼方

がんじがらめの羽根はいずれくたびれて
誰にも知られぬまま呼吸をすれば
心に息づく汚れなきBLUES

カナリア 独りよがりでいい
問われ続けた情熱
乾いた瞳でなにを観る
描いた夢の中

空を遠ざけた鳥籠は始めからいつだって開いていたのに

カナリア 自由に飛び回れ
壊れかけた夢を抱いて
カナリア 光はそこにある
抱きしめて離すな

銀河鉄道の夜 〜きみに逢いにゆくvol,4〜

2015/11/26

11月15日の岩手ワンマンライブ【銀河鉄道の夜 〜きみに逢いにゆくvol,4〜】へお越しくださった皆さん。
本当にどうもありがとう!

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今回も沢山の方が逢いに来てくれて嬉しかった。
第4回目ともなると、なにか今までにやってこなかったことをやりたいと思い、
途中、弾き語りコーナーを設け、そこで会場のみんなからのリクエストを募り歌ってみました。
数年ぶりに歌った歌をリクエストしてくれたりと、渋いリクエストに若干戸惑った(笑
自分でも久しぶりに歌って、新鮮な気持ちになった。ありがとう!
ちゃんと練習し直して、改めてまたお届けするね〜
それと、今回はいろいろとアクシデントが発生してテンヤワンヤな瞬間もありましたが、、、、
今回のライブを通してなんだかまた一つみんなとの距離が近くなったように思えた最高な時間でした。
来てくれたみんなも楽しんでくれていたら幸せです。

そして、今まではライブの次の日は岩手を朝出てそのまま東京へ。という流れだったのだけれども
今回は、メンバー全員が次の日オフだということで、帰りしなに温泉へ〜♪

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優香苑さん。
本当に素晴らしい温泉でした!
メンバー一同感激!
訳あってこんなにも引きの絵になってしまいますが、、、、
また改めて、今度は泊まりで行きたい!
そんな風に思える旅館でした。
スタッフの方に教えてもらった近くのご飯屋さんも本当に美味しく、
ハンバーグカレーを食した木田佳文氏は
今まで食べたカレーベスト3に入ると興奮しておりました。
確かに美味しかった!
今回もいろいろな出逢いに恵まれ、また更に岩手を好きになった!

次回の岩手は、少し時間が空きますが、
the five moriokaにて

2016年5月1日(日)にワンマンライブ大決定!!

楽しみに待っていてくれたら嬉しい!
今回よりもパワーアップしたSHOWをお届けしに行きます!
また逢おうね!

最後に、今回のワンマンライブのセットリストを。

【銀河鉄道の夜〜きみに逢いにゆく〜vol,4】

1.恋のダイス
2.versus
3.素晴らしい日々
4.Je t’aime
5.サボテンのせい
6.お元気ですか?
7.幸せのイメージ

———弾き語りセクション———
8.独立記念日(リクエスト)
9.キャンドルナイト(リクエスト)
10.春紫苑
11.ウソツキ
12.花吹雪

13.ひとりぼっちの唄
14.新曲
15.ワールドイズマイン
16.グッドラックイエスタデー

En.
17.blue moon night
18.愛文-aibumi-
19.circle of love

【VERSUS】セルフライナーノーツ「素晴らしい日々」

2015/09/21

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05.素晴らしい日々

だいぶ間が空いてしまったのだが、
セルフライナーノーツを再開しようと思う。
この「素晴らしい日々」という曲は、今回のアルバム【VERSUS】に収録されている
楽曲の中でも一番最後まで歌詞に悩んだ曲だ。
歌入れの2日前まで殆ど歌詞ができず、
メンバーとリハーサルで録音した歌なしの演奏音源を繰り返し聴きながら
どんな内容の歌詞にしようかと悶々としていた。
歌入れ2日前の深夜、他の収録曲の歌詞を眺めながら、その曲達にはない目線の歌詞を
この楽曲に落とし込みたいと思った。
そして、その当時自分が疑問に思っていること、もどかしいこと、ストレスを感じていること。
そんなことを綴りたいと思った。

そんな時、世界的に話題になっていたアイスバケツチャレンジというものがあった。
ALS患者支援を目的とした氷水を被るキャンペーンだ。
指名を受けた人は頭から氷水を被るか、100ドル(日本では1万円と言われていたと記憶している)をALS協会に寄付する、あるいはその両方を24時間以内に選択する。そして、次に実行してほしい人を2〜3人指名するというものだった。
芸能人や著名人が多数参加し、世界的なブームになっていた。

僕のところにも指名が来た。
そして、僕は特に深く考えるでもなく、友人に動画を撮影してもらいながら
氷水を被った。
その動画を公開し、次の誰かを指名すれば、僕も立派にアイスバケツチャレンジに参加し、
お会いしたことのない、どこかでALSという難病と闘っている人のお役に立てるのだ。
そう思っていた。

家に帰り、先ほど撮影した動画をアップするため見直してみた。

そこには、氷水を被り、友人と楽しそうに笑っている自分が写っていた。
それは、心の底から誰かを想い、その人のために身を削っている人間の姿ではなかった。
僕はその動画を消去した。
なんだかとても申し訳ない気持ちが溢れ、虚しくなった。
いつの間にか、軽い気持ちで参加した「人のためのおこない」は「ただのイベント」と化していた。

もちろん、このチャレンジを通して寄付をした方。
たくさんの人が氷水被る姿を見て
勇気付けられた人、助けられた人も沢山いると思う。
それはとても素晴らしいことだと思う。
それと同時に、現在、結果としてこのチャレンジは、
ひとつのブームとして過去に置き去りにされている感が否めないことは
やはり残念だ。
(僕が知らないだけで現在も誰かが指名され、アイスバケツチャレンジは
どこかでおこなわれているのかもしれないが)

【素晴らしい日々】の2番の歌詞には
そんなアイスバケツチャレンジで感じた想いを投影させた。
自分自身、明確な答えを見出せないもどかしさ、無力さが
結果としてこの曲のメッセージとなっている。

今で言うと安保法案問題で日本が揺れている。
その他にもメディアやインターネットからは
沢山の情報が溢れ、知りたいことは何でも知れる世の中だ。
しかし、その情報が本物か偽物かの区別はどんどん曖昧になり。
僕らが自分で選んでいるつもりになっているものは、
実は誰かの意図によって「選ばされている」のかもしれない。
なにを信じればいいのか分からない時代だからこそ、
常に心に「? クエスチョン」を持ち続けなければいけないと思っている。

 

 

【素晴らしい日々】

誰にも伝えられずにどこかで誰か生まれたみたいだ
誰にも伝えられずにどこかで誰か撃たれたみたいだ
ラメ色の月

政治家はお国のことより椅子取りゲームに忙しいみたいだ
僕らも結局のところそれを見守る優しい理解者
バラ色の未来さ

嗚呼 素晴らしい夜が明けるぜ 世界は遠回しに枯れていても
嗚呼 くだらねぇことがいつでも本当に観たいものを隠してゆくよ

噛み付いたまま媚びたのはどっちだ?
錆び付いたままの飛行船

回覧板でも回すみたいに愛を回す ゲーム感覚
次の誰かに回して忘れる愛はどこかチープなんだ
悪気なき嘘だらけさ

ちょっと気張った飯を撮ってSNSで「いいね」もらって
でもなんかいつもどっか虚しい
偽物だって精度上がって
本物だって厚化粧だ
LIE 愛

嗚呼 素晴らしい夜が明けるぜ 世界は遠回しに枯れていても
嗚呼 くだらねぇことがいつでも本当に観たいものを隠してゆくよ
嗚呼 素晴らしい夜が明けるぜ 世界は遠回しに枯れていても
嗚呼 くだらねぇことがいつでも本当に観たいものを壊してゆくよ

銀河鉄道の夜 〜きみに逢いにゆくvol,3〜

2015/06/18

 

先日6月7日の臼井嗣人ワンマンライブ岩手公演
【銀河鉄道の夜 〜きみに逢いにゆくvol,3〜】を振り返って。

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前回のVERSUSツアー以来だったから約3ヶ月振りの岩手。
なんだかあっという間だった感もあり、待ち焦がれて長かった感もあり。
今回も沢山の方が逢いに来てくれて本当に嬉しかった。
そして、今までにも増して今回は更に岩手のみんなと近くなれた気がした。
とても濃い時間を共有できて幸せだった。
本当にありがとう!
バンドメンバー井手上誠、木田佳文、真野たかしのお三方との音の絆もより強くなり
バンドとしての深みを増してきた感があり、より臼井嗣人の音楽を追求する上での
ワクワクが止まらない今日この頃です。
バンドメンバーのみんな、the five moriokaの皆さん、
そして逢いに来てくれた皆さんありがとうございました!

そして、次回の岩手ワンマンが早くも決定!
11月15日(日)にthe five moriokaにて!
ライブの際に約束した事、楽しみにしていてほしい。
また一緒に歌おう!

東京への戻り日に、TSUTAYA花巻店さんへご挨拶へ。

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VERSUSリリース直後から店頭にて大々的に展開してくださり
応援していただいているTSUTAYA花巻店さん。
前回諸事情によりご挨拶に行けなかったので
今回こそはと思っていたから行けて良かった。
店長伊藤さんありがとうございました!

最後に、ご要望があったので今回の【銀河鉄道の夜 〜きみに逢いにゆくvol,3〜】の
セットリストを載せておくね。
1. Je t’aime
2. 恋のダイス
3. 羣青〜Gunjo〜
4. 春紫苑
5. 花吹雪
6. 素晴らしい日々
7. 幸せのイメージ
8. mother
9. if
10. あした晴れ
11. ワールドイズマイン
12. カナリア
13. 渋谷零時五十二分
14. 愛文-aibumi-
En
15. blue moon night
16. VERSUS
17. circle of love

 

【VERSUS】セルフライナーノーツ 「愛文-aibumi-」

2015/04/20

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04.愛文-aibumi-

この曲が生まれてきた経緯。
それは、現在テレビ岩手制作「交通安全キャンペーンCM」にこの曲を起用して頂いていている(臼井本人も出演している)ことにも繋がるのだが、
YouTubeなどからもこのCMをご覧いただけるので耳にしてくれた方も多いかと思う。
同CMには2010年からずっと臼井嗣人の曲を起用して頂いていて、「グッドラックイエスタデー」「春紫苑」「花吹雪」などその他沢山の楽曲を
使用して頂いている。
ただ、「愛文-aibumi-」以前に使用して貰っていた楽曲は、既にリリースされている楽曲に対してCMへのオファーを頂いていた。
そんな中、今回のアルバム【VERSUS】の構想を練る中でリード曲をどんな曲にするかと思い悩んだとき、
ずっと臼井嗣人の曲を使用してくれている「交通安全キャンペーンCM」で、「こんな曲を使って欲しい!」と
の思いから「愛文-aibumi-」という楽曲は生まれた。
要するに、先にCM有りきで生まれてきたということだ。
更に言うとあのCMでこの曲が流れることを前提に勝手に想いを膨らませて書いた曲でもある。
なんとも図々しい話だ(笑
しかしそれも全て、それまでの同CMがどれもが素晴らしく、
僕自身がこのCMを制作しているディレクター中野氏の作品のファンだというところから始まっている。
結果としてCMに起用してくださり臼井自身も出演という機会を頂き本当に感謝している。

さて、この曲の内容について話そう。
この曲は、「春紫苑」「if」などにも通ずる、臼井嗣人の詩世界としては王道的なラブソングだ。
自分の中の王道(ある種の十八番)であるという事は同時に、言い訳のできない直球勝負的な要素も含んでいる。

「幸せになるために こうして僕ら出逢った」
出だしのこの一節がまず生まれ
この曲は形になっていった。

「どうして自分が生まれて来たのか?」
この問いを今まで何度も自分に問いかけてきた。
考えても、考えても、明確な答えは今のところ出ないまま。
そして、今まで出会ってきた人、物、風景など
その全てに一体どんな意味があるのか。
それもやはりわからない。
只、その全てにおいて多かれ少なかれ心は動き
その出会い一つ一つによって自分の運命は確実に左右されている。
この世に生を受け、真っ先に親に出逢い、
その後、沢山の人に出逢い、好きな人、嫌いな人、何とも思わない人、、、、
そのすべてに意味があるのだとしたら、
どんな出会いであれ、自分にとって素晴らしいものであり、
「幸せ」という漠然としながらも、確かに感覚としてある’それ’に向かうために
与えられたものであって欲しいと願う。

ある意味、自分にとって理想的であり、完璧であり続ける相手などこの世にはいないと思っている。
現状自分の求めるものすべてを兼ね備えている人にもしも出会えたとしても、
その瞬間、理想は理想で無くなり、そこに新たな理想を求める。
家族、友人、自分に対しても何か一つは嫌なところはあるし、
時に喧嘩だってする。
ただ、その自分にとって不都合な相手の一部を愛おしく思えるか思えないかが
自分にとって大切な相手なのかそうではない相手なのかの境目だとも思っている。
その一部を愛おしく思えた時に、それまでの「理想」や「完璧」という概念を超える何かが生まれるのだと思う。

この「愛文-aibumi-」という楽曲はそんな想いを綴ったラブソングです。
あなたの大切な人を想いながら聴いてもらえたら嬉しいです。

 

愛文-aibumi-

幸せになるために こうして僕ら出逢った
それはまるで闇の中に優しく灯が点るように
何回でも何百回でもすれ違う度に僕は
どうやってもきみのことを嫌いになれないと思い知る

抱きしめたいのに理由なんて無いのに
僕らはいつでも理由を見つけて争ってしまう

飾らない想いをぶつけ合って 譲れないできみを泣かせた日
今も覚えているよ 胸につかえているよ
あの日きみが見せた寂しそうな顔

抱きしめたいのはきみの身体だけじゃなくて
その奥にある形なき愛の温もり

くだらないことで笑いあった日 背を向け合って心を閉ざした日
きみは覚えているかい? そのすべてが今の僕らを紡ぐ大切な日々
重ねた想いを今歌にして 飾らないできみに伝えよう
きみを愛している 永遠に守ってゆく
誰よりも近い場所で愛し続ける

幸せになるために こうして僕ら出逢った
つまずきながら 手を取り合いながら
今日もこれからもずっと 歩いてゆこう

 

今日という日に

2015/03/11

3月11日

東日本大震災から4年。
あの瞬間、実家の庭に居た。
突然電柱がが大きく揺れ、電線は波打ち、近所から悲鳴が聞こえ、
自分の家が目の前で歪みながら揺れていた。
急いでテレビを点けると、そこには目を疑う光景が映し出されていた。
あの日からもう4年。
ご縁で岩手県へ歌いに行く機会を何度も頂く中で、
震災から8ヶ月後、沿岸地域に足を運ぶことができた。
テレビを通してそれなりに震災の被害を知ったつもりになっていた自分を恥じた。
そこに広がっていたのは、今まで自分が見てきたどの景色よりも衝撃的で、
そして、それを言い表すに適当な言葉の見つからないものだった。

震災から8ヶ月後の当時、
復興に携わる人の数がどんどん減ってきていて
ボランティアも震災直後に比べると少なくなり、
復興が思うように進まない現状があることを聞いた。
‘忘れられる’ということが恐いという声を聞いた。
何もできないもどかしさと、
何かしたいという想いで陸前高田を後にした。
その後も毎年岩手へ行かせていただく中で
ライブへお越し下さる方から沿岸地域の現状を教えていただくことも多く、
再び沿岸地域に足を運びたいと思っていた。
そして、昨年再び陸前高田へ行くことができた。

前回行った時には車が山積みになり、瓦礫が散乱していたあの場所が
見違えるほど綺麗になっていた。
中には当時のままの建物などもあったが、
お店が立ち並ぶエリアができていたりと、そこには確かに活気と希望があった。
たくさんの人で賑わい、着実に復興へ向けて前へ進んでいる光景に胸が熱くなった。
そして、もうひとつ行きたかった場所が僕にはあった。
最初に沿岸地域に行かせていただき、東京に戻ってから
「’忘れられる’ということが恐い」
という言葉がずっと頭から離れなかった。
僕自身が決して忘れないように。
そして、継続して何かをし続けたい。
そんな想いから微力ながら寄付をしようと思った。
いろいろと探す中で、震災により学校や塾を失ってしまった子供達に
勉強の場を提供するための寄付があることを知り、
現在も寄付を続けさせてもらっている。
毎月寄付をさせていただく中で、自分の寄付したお金がどのように使われているのかを
ちゃんと知ることも大切なのではないかと思うようになった。
「ただ形としてお金を払う」という行為は何か違うような気がして。
そんな想いから寄付先の方に連絡を取らせていただきお邪魔してきた。

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あいにくこの日は日曜日だったので子供達は居なかったが
温もりのあるとても素敵な校舎で、そこで子供達が勉強や友達との時間を過ごしている姿を想像し、
なんだか幸せな気持ちになった。
そして、壁にこんな素敵な詩が。
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この詩を前に、改めて同じ言葉を人に届ける者として、
気が引き締まりました。
すべてはこれからの僕らにかかっている。
震災により犠牲になられた方にご冥福をお祈りすると共に、
今この時もあの日に寄り添い歩み続けるすべての方に幸あれ。

【VERSUS】セルフライナーノーツ 「Je t'aime」

2015/03/10

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03.Je t’aime

9月で34歳になる。
今まで、良いことも悪いこともいろいろあった。
ときどき、ふと今までの人生を振り返っては想いにふけるときがあるのだが、
毎度のごとく思い出す、大きく感情を揺さぶられたできごとがある。

高校生のとき、同居していた祖父が亡くなった。
それまでは、身近な人が亡くなったことがなく、
「人の死」というものがテレビの中だけの出来事であり、
夏祭りから持ち帰って飼っていた金魚の死よりもどこか遠い、命の終わりだった。
それが祖父が亡くなった事実を前にして
初めて「死」を身近に感じ、同時に初めて「生(せい)」を想った。
この世には、人の想いとは裏腹にどうにもならないことがあるということ、
永遠に変わらないものなど無いということを突きつけられた。
小さな頃から爺ちゃん婆ちゃん子だった僕にとって、
それを受け入れることが出来ず、悲しいというより、
心が空っぽになった。
そして、祖父の後を追う様に1年後祖母が亡くなった。
晩年、ひとりで歩くこともままなら無くなった祖母の介護をしていた。
理不尽な話だが、当時遊びたい盛りの僕にとって
介護の為に友人との遊びを断り、始めたばかりのアルバイトにも思う様に入れないことが
とてもストレスだった。
そんな想いを祖母にぶつけてしまったこともあった。
申し訳なさそうに「ごめんね。」と言った祖母の顔は今でも忘れない。
祖母が亡くなったとき、後悔ばかりが押し寄せ、冷たくなった祖母にしがみつき
親戚の目もはばからず「ごめんなさい」と嗚咽しながら泣いた。
自分の部屋でギターを弾きながらTHE YELLOW MONKEYの「人生の終わり」という曲を
泣きながら何度も何度も歌った。
初めて音楽に救われた瞬間だった。

それからというもの、祖父と祖母の部屋へ入ることもほとんど無くなった。
そこに行くと、虚無感に包まれ、自分の在り方が分からなくなってしまうから。
そんな想いを抱えたまま歳月が経ち、あるとき気付いたことがある。
一緒に住んで毎日顔を合わせていたときより
亡くなった後の方がふたりのことを想っている時間が多いと。
日常で事ある毎に
「こんな時、爺ちゃんならなんて言うかな?」
「この選択は胸を張って婆ちゃんに報告できるだろうか?」
ふたりの存在は僕の生き方の指針になり、
僕の中でふたりは生前にも増して’生きている’

「Je t’aime」は、そんな自分の死生観を歌っている。
1年半前、15年時間を共にした実家の愛犬が亡くなった。
その時にその子の死を思い、祖父母が亡くなったときのことに想いを馳せ
生まれた曲だ。
死は決して悲しいだけでは無く、残された者に多くのものを残してくれる。
不謹慎な言い方かもしれないが、死を持って大切な何かを僕に残してくれた。
そう思っている。
いずれ僕も死ぬときは必ず来る。
そのとき、何を残せるだろうか。

 

 

【Je t’aime】

ジュテーム 変わらないものなんて
どこにも無いんだって きみが教えてくれた
ジュテーム ありふれた毎日は特別なんだって
きみが教えてくれたんだ

群れを離れて飛び立つ鳥のように
どこか遠くに自分の場所を見つけたのかい?

壊れていってしまう果ての鉛のようなSKY
それは美しく歪む世界

ジュテーム 変わらないものなんて
どこにも無いんだって きみが教えてくれた
ジュテーム ありふれた毎日は特別なんだって
きみが教えてくれたんだ

不甲斐ない涙の痕を辿るたび
伝えたい言葉が巡る

波がさらってしまう 砂の城をさらってしまう
海に帰るその時が来て
生まれ変わってゆくだけの
繰り返すサイクルじゃ 僕ら
離れない 離れない 離れない

ジュテーム 変わってくことだって必要なんだって
自分に言い聞かせるけど
ジュテーム 忘れらんないよ 忘れなんないよ
触れられないとしても
ジュテーム ありふれた毎日は特別なんだって
きみが教えてくれたんだ
ジュテーム 代わり映えない毎日が 頼りない毎日が
幸せの形だったんだ

夢から覚めて探したものは いつも
夢の中へと戻っていくための魔法

 

【VERSUS RELEASE TOUR】を終えて

2015/03/03

2月28日岩手公演ワンマンライブを持って【VERSUS RELEASE TOUR】は幕を下ろした。
デビュー以来全国各地でライブをさせてもらって来た。
キャンペーンで日本各地を周り、全都道府県を回らせてもらった。
しかし、’自分名義のツアー’は一度もしたことが無かった。
周りのバンドがツアーに出ているのをずっと羨ましく思っていた。
一昨年友人のバンドplaneと一緒に名古屋や関西、四国へのツアーを回った。
ある意味で夢が叶い嬉しかったのと同時に、次は自分名義でのツアーをしたい!との想いが強まった。
そして、今回【VERSUS】リリースに伴い、その夢を叶えようと思った。
東京、大阪、岩手
ここ数年最もライブで足を運んでいるこの3都市でのツアーを決めた。

どれくらいの人が来てくれるのか?自分の音楽を待ってくれている人はいるのか?
という想いに押し潰されそうになり、正直なところ、今年に入ってからは毎日吐きそうになるくらい
ナーバスになっていた。
自分で決めて自分で夢見たツアーにこんなにも苦しめられるなら
いっそすべて辞めてしまおうかと思った瞬間もあった。

しかし、初日東京公演のステージ上で、自分の下した決断を
自分の追い掛けた夢をやっと肯定できた。
逢いにきてくれたみんなに、そして同じステージ上で臼井嗣人の音楽を体現してくれているメンバーに
言葉では言い尽くせない感謝の気持ちで一杯だった。
精一杯の唄を’届けたい’との想いで臨んだライブで、
こんなにも幸せな気持ちを’貰う’ことになるとは思ってもみなかった。

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東京公演の2日後に臨んだ大阪公演では、自分の中で何かが弾けた感じがした。
このメンバーと「バンド」になれた気がした。

そして、最終日岩手公演、会場パンパンのみんなの顔を見た時、
泣きそうになった。
生まれ故郷以外で帰れる場所がある自分は本当に幸せものだ。
毎回岩手へ行く度に、本当に沢山の愛を貰う。
6月7日には再びワンマンライブで岩手へ帰る。
今回貰った愛を、増幅させて届けに行くよ。
また逢えるその日を、そしてまだ見ぬ出逢いを夢見て。

そして沢山のプレゼントや愛文をありがとう!

今回のツアーを通して沢山のことを学び
また更に音楽を、歌うことを好きになりました。
【VERSUS TOUR】へお越し頂いた皆さん、
会場の皆さん、大阪公演共演のオカダユータくん、磯貝マナトくん、
メンバーのみんな、
そして、会場へはお越し頂けなくても想いを送ってくれていたあなたへ、
ありがとうございました。

 

【VERSUS】セルフライナーノーツ 「恋のダイス」

2015/02/27

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02.恋のダイス

前回の「VERSUS」に引き続き今回は「恋のダイス」のライナーノーツを綴ってゆこうと思う。
この曲は今回収録されている曲の中で最も古株の曲。
生まれた当時からライブでも度々演奏していて、音源化の要望を頂くことが多かった曲。
自分の中でも好きな曲なので毎回CDを制作する時には収録候補に挙るものの
他の曲とのバランス等を考慮した結果なかなか収録に至らなかった曲でもある。
「VERSUS」の歌詞が自分の生い立ちが大きく影響している曲だとしたら、
「恋のダイス」は、影響を受けた音楽が歌詞に色濃く反映されていると言える。

僕の書く詞にはある種の「ジャンル」がいくつかある。
まずは「花吹雪」「愛文-aibumi-」「春紫苑」の様なストーリー性があるもの。
このグループは一番産みの苦しみを要する。。。
小説を書く感覚というか、ストーリーや情景描写、
空気感をいかに伝えられるかを思案する作業は本当に身を削って書くという感じがある。
正直かなりしんどい(笑
時にはロケハン?!に行き実在する場所でストーリーを考えたり、
一番時間がかかるのもこのタイプの曲だ。

そして、「渋谷零時五十二分」「素晴らしい日々」の様な社会に対する想いと自分を重ねたもの
(なぜか激し目の曲調になる傾向がある、、、)。
正直なところこのタイプの曲がその時の自分の素の感情が
色濃く反映されている詞だったりする事が多い。

最後に、今回のライナーノーツ曲である「恋のダイス」が属する曲には
「HELLO HELLO HELLO」「サボテンのせい」などがある。
恋人に捨てられた主人公を題材にしたものが多い、、、、、
実はこのグループの曲を書いているときが一番楽しい。
韻を踏んでみたり、言葉遊びをしたりと比較的楽しみながら気付けば完成していることが多い。
ただ、恋人に捨てられる主人公をいかに痛々しくなり過ぎない様にするかに気を使う(笑
あまりにも悲惨すぎる内容だと歌っていても凹んでくるので、、、
悲しんでいる中にもどこか強さやユーモアを感じさせる主人公であって欲しいと思っている。
ある種の「救い」を残す感覚。

「呆れることはできるのに恨ませてくれない あなたはどこまでも ずるい人ね」

「恋のダイス」の最後を締めくくるこの歌詞がその女性の強さであり、
別れと向き合い、自分が進んでゆく為にも相手との関係を
前向きに捉えようという感情を描いたつもりだ。

これがもしもこんな歌詞ならどうだろうか。
「忘れることもできぬまま恨ませてください あなたをいつまでも 見ているわ」

それまでのストーリーの流れが一気に違うものに変わり、
きつ目のストーカーの曲になってしまう(笑
〆の部分の歌詞にはそう言った意味でも一番気を使う。
言葉とは、本当に面白い。
このタイプの歌詞には臼井嗣人の音楽に多大な影響を与えている
吉井和哉さんや井上陽水さんの詞世界の匂いを自分で書いていて感じる。
シリアスでありつつどこかユーモアがある様な。

もちろん各曲が完全に区分分けされている訳でなく、
曲によっては上記のジャンルにいくつか重なっていたり、
異なるジャンルに分けられる曲もある。

楽しみながら生まれる曲があれば、反対に苦しみの末に生まれる曲もある。
そして苦しみながら生み落とした故に、力が抜けた時に楽しみながらまた新たな曲が生まれる。
そんなことの繰り返し。
さて、次の曲はどちらだろうか。

 

 

【恋のダイス】

夢に焦がれて転がす恋のDICE
あなたに惹かれ踊った恋のDANCE

DON’T LET ME DOWN
DON’T LET ME DOWN

あなたのことを知ったつもりでDIVE
笑顔であなた わたしについたLIE

DON’T LET ME DOWN
DON’T LET ME DOWN

あなたの抱きしめた私は
ただの夢ですか 生身の愛ですか
左薬指に残った
あなたのカケラに 今も繋がれて
生きている

雨に打たれて冷えきる恋はDIE
あなたの影に問い続けるのWHY?

DON’T MAKE ME CRY
DON’T MAKE ME CRY

あなたの抱きしめた私は
ただの夢ですか 生身の愛ですか
左薬指に残った
あなたのカケラに今も繋がれて
わたしの指先でなぞった
あなたの心は今どこにいるの
呆れることはできるのに恨ませてくれない
あなたはどこまでも ずるい人ね

 

【VERSUS】セルフライナーノーツ「VERSUS」

2015/02/16

さて、久しぶりにブログを再開するにあたり何から書こうか迷ったが、
1月にリリースしたアルバム【VERSUS】について
ほとんど触れてきていなかったなぁと思い(過去の作品もこうして書く事はほとんど無かったが、、、)
収録曲のセルフライナーノーツを書いていこうと決めた。
毎回1曲ずつ。

曲に耳を傾けるながら読んでもらうのも良し、
聴き終えてから読んでもらうも良し、
そもそも読まないのも良し(笑
ようは自由に楽しんでもらえたら嬉しい。

まず、このアルバムは制作構想から完成まで、約1ヶ月半という
恐ろしく短期間で制作している。
原因は僕の突発的な衝動により始まり、、、多忙なメンバーの限られたスケジュールの中で
無理を言い完成に漕ぎ着けた事による。。。。
この場を借りて、快く力を貸してくれたレコーディングメンバー
井手上誠氏、木田佳文氏、真野たかし氏、鈴木謙之氏、藤原哲郎氏、間瀬哲史氏、
並びにジャケットデザイン志村駿氏、コピーライティング奥“ボウイ”昌史氏、
その他ご協力頂いた大和田貴将氏、藤原美加子氏に感謝を述べたい。

web_store画像【VERSUS】640×640pix

01.VERSUS

アルバムタイトルにもなっているこの曲は
実は収録曲の中で一番最後に生まれた。
いや、正確にはこの曲の生まれる切っ掛けとなった
アコギのリフ(イントロに入っているアコギ)は1年ほど前に浮かんだものだ。
このリフに歌詞を付ける事がなかなか出来ず、
曲として形にしたいとの想いだけがあるまま時間だけが経っていた。
そして、このアルバムの制作をスタートさせるにあたり、
選曲作業をした際、どうしてもこのリフに詞をつけ曲として完成させたいと思い収録を決めた。
とはいえ、1年近く悩み続きていた歌詞が簡単にできる訳もなく、、、、
メロディーのみが決まった状態でトラックを先にレコーディングした。
いよいよ曲タイトルも歌詞も決まらぬまま歌入れ日の前日。
追いつめられないと力を発揮できないタイプだからか、、、、
少しずつイメージが湧き始める。。。。
「孤独」という言葉が強く心に居座り、そこから何かが生まれる予感がしていた。

幼少期の話になるが、
我が家には父親が居なかった。
母は女手一つで僕と兄を育ててくれた。
今でさえ「シングルマザー」などとちょっとスタイリッシュな感じの言い方で、
シングルマザーが特に珍しくも無い時代だが、
当時は「片親」という無機質な呼び方が普通だった。
小学生の時、同学年150人近くの生徒が居る中で所謂「片親」は
僕を含め2人しか居なかった。
そんな時代だ。

友達の家に遊びにいった際、友達のお父さんやお母さんに
「お父さんは何の仕事をしているの?」と聞かれ
「お父さんはいない」と答えると決まって
「辛いこと聞いちゃってごめんね」と、
どこか同情の目をもって見られていたことを幼心に覚えている。
もちろん相手には何の悪気も無いのは分かってはいたが、
何不自由なく育ててもらい、父親のいない事が不幸だと感じたことの無い僕にとって、
「父親がいないこと」が辛かったのでは無く、
「父親がいないことをかわいそうだと思われていること」が辛かった。

まぁ、そもそも物心つく頃には父親は居なかったので
「父親の居る生活」を知らない。
それが当たり前であった。
元々居た人が居なくなると、そこに喪失感や悲しみが生まれるのだろうが、
そもそも居ない存在に対しては、
「良いも悪いもなにも感じない」というのが正直なところだった。
話すと長くなるので割愛するが、父親とは後に何度も会うことになり
数年前には家に数日泊まりに行き、一緒に酒を呑んだりと、良好な関係である。

幼少期の話へ戻るが、
中学へ上がるまで、僕はずっとカギっ子だった。
働く母の帰りは毎日19時過ぎ。
夕暮れ時、一緒に遊んでいる友達は母親が夕食を作って待つ家へそれぞれ帰っていく。
自分も家に帰れば良いのだが、家で兄と二人きりになると決まってくだらない理由で喧嘩になり、
力では敵わない僕はいつもブン殴られて泣かされていた(笑
それが嫌で家には帰らず、母の帰宅する19時頃までひたすら自転車で近所を徘徊していた。
母を待つその2時間程の時間が当時の僕には途方もなく長く、
寂しかったのを今でも思い出す。

今の僕はというと、ひとりでいる事に対して全くストレスを感じる事が無い。
むしろひとりの時間がとても大切だったりする。
それはきっと幼少期の孤独だった時期のおかげで免疫ができた為だと思っていた。
そう。自分は子供の頃「孤独」だった。そう思って生きてきた。

数年前、渋谷の雑踏の中を歩いていた時のこと。
その時の僕はいろいろなことでかなりナーバスになっていた。
ふと「キーン、、、」と心の中に何か冷たい金属音が響いたような感覚に襲われた。
それは初めて味わうとても言いようの無い気持ちだった。
その言いようの無い感覚に包まれ立ち止まる自分が、
視界の中で入れ替わる無数の行き交う人達と全く別の遠く離れた場所にいるような、
そんな感覚に包まれた。
きっと僕はその時初めて「孤独」というものを知った。

それまで「孤独」だと思っていた幼少期のひとりぼっちで過ごした時の気持ちは「孤独」ではなく「寂しさ」だ。
「孤独」とは、確かにそこに自分以外の人が居る中で「ひとりぼっちだ」と感じることだ。
その違いを肌で感じた瞬間だった。
「寂しさ」にはある種の希望があり、どこか自分で選択している感覚がある。
「孤独」にはそれが一切無い。
僕の中ではそんな感覚。
だから、強くなる為には「寂しさ」を受け入れなければいけない部分はどこかあると思っていて。
でも、「孤独」は受け入れた途端、自分の中の何かが死んでしまうんじゃないかという恐怖すらある。
僕の中ではそれくら似て非なるもの。

随分長くなってしまったが、その「孤独」をテーマに据えた「VERSUS」という曲を書くということは
自分の中の「孤独」と向き合う作業でもあった。
ただ、決して社会に対する愚痴やナーバスな想いを吐露したい訳ではなく
その中に必ずあるはずの希望を見いだすことが
僕が歌詞を書く上でのポリシーでもある。
そんな想いを少しでも感じてもらえたら本望です。

初回ので気合いが入り過ぎて長くなってしまったが、
次回からは恐らく2行くらいで終わると思います(笑

最後まで読んでくれたあなたに最大の感謝を。

 

 

【VERSUS】

安定を探して次第に自分失くした
理想は無化し不安定に溜め息吐いた
救いの声も無き静寂

呆れ果てて終いにゃ言葉も無いぜ
本当の自分押し殺し言葉に出して言えなくなってたりして

お世辞使って頑張って心に無くも笑う
ひとりになって叫んだ nobody knows

初めて逢った女が生年月日聞いて
相性占いでどうだとか言って笑ってるんだ
仲良し同士でやって

社会は弱肉強食 半透明な構造
実際は戦う相手が自分自身だなんて気付いて また滅入って

その気になって描いて
言い訳作ってやめる
自分自身で葬った夢にも
鏡の中の自分が他人の様に笑う
孤独になんて慣れるな これ以上

なにが観たくて なにが欲しくて なにを探してるんだい?
「報われないのが現実だ」なんて言われてもねぇ
生きること自体に意味は無いって とうに解ってるって
それでも今日もきっと夢見て明日を待つんだ

お世辞使って頑張って心に無くも笑う
ひとりになって叫んだ nobody knows
鏡の中の自分が他人の様に笑う
孤独になんて慣れるな これ以上
過去にすがって悩んだって 進む未来は変わんねぇ
燃やしたゴミの分別はもういいよ!
鏡の中の自分よ根拠は無くも笑え!
孤独になんて負けるな これ以上