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日々の詩

CIRCLE OF LOVE vol,27番外編岩手公演を終えて

2017/03/15

3月11日、12日と2日間に渡り岩手でのライブ、会いに来てくれたみなさん。
本当にありがとう!
まずは、岩手で初開催となった臼井嗣人presents CIRCLE OF LOVE。
いままで東京以外では大阪で一度開催した以来の今回の岩手公演。
ゲストにはCIRCLE OF LOVE 記念すべきvol,1に出演してくれた竹森マサユキくん(カラーボトル)、
そして、地元盛岡を中心に活躍中の村松徳一くん。
村松くんは、存在は存じ上げていたけれど、お会いするのは今回が初めて。
色気と、どこか哀愁が漂うその歌声に、リハーサル時からシビれました。
1日を通して色々お話する中で、彼の真っ直ぐさに、歌は元より、別の部分でも
とても魅力的なナイスガイでした。
竹森くんは臼井がデビュー当時からの付き合いなので
彼の素晴らしさは知っておりましたが、何気に会うのは数年ぶりで、、、、
近況を含め色々話していく中で、お互い大人になったなぁとw
竹森くんはやはり久しぶりに会っても魅力的で、
なんだか上手く言えないんだけど、カッコイイんだよね。
考え方とか、たたずまいとかが。
ライブも本当に素晴らしくて、久しぶりにバンドでは無くひとりでステージに立ち
歌う竹森くんを見たけれど、鳥肌もんだった。
本当に今回のゲストが村松くん、竹森くんで幸せだった。
そして、会場で一緒にCIRCLE OF LOVEを作り上げてくれたみんなにもありがとう!
the five moriokaの皆さんもありがとうございました!

最後にみんなで記念撮影♪

遊びに来てくれたテレビ岩手の皆さん♪

そして、臼井、竹森くん、村松くんで♪

沢山の愛のこもったプレゼント、手紙をありがとう!

そして、時系列がさかのぼりますw
CIRCLE OF LOVE前日の11日はタワーレコード盛岡店さんにて
インストアライブ。

タワーレコード盛岡店さんでは初めてのインストアライブでしたが、
沢山の方が会いに来てくれて嬉しかった!
来てくれた方とお話をしていて印象的だったのが、
「ライブハウスにも行きたいけど、行ったことが無いので、なかなか一人では行きづらくて、、、、」といった声を数名の方から頂きました。
自分は出演している側であったり、昔から抵抗無く一人でライブハウスに行っていたタイプなので今までそういうことをあまり意識したことが無かったけれど、
言われてみると確かにそういう感覚を持っている方が多いのも頷ける。。。
野外のフェスなどのステージやインストア、カフェライブなどにもそれぞれに良さもあるけれども(開放感、近さ、入りやすさetc…)
でもやっぱりライブハウスという場所を主戦場にしている臼井としてはライブハウスの良さを一人でも多くの人に知ってもらいたいという想いもあります。
ライブハウスと言っても会場によって様々なので一概には言えないけれど
逆に言うと会場それぞれの音の違いや、コンセプト、照明まで本当に様々。
そして、ライブハウスに対して「なんだか恐い」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるようですが
大丈夫ですw
一昔前は確かに危ない時代もあったみたいですが、、、、
そして、手前味噌ですが、臼井のライブを見に来てくれているみんなは
素敵な人ばかり。
最初は一人で来てくれていいた人が多いと思うんだけど、
何度か会場で顔を合わせていくうちに仲良くなって
一緒に来てくれたり、会場で一緒にライブを楽しんでくれたりと。
臼井としてもそういうのってとても嬉しいです。
元々CIRCLE OF LOVEというイベントはそういう光景を見たくて始めたイベントでもあるからね。
だから、「一人ではなかなか、、、、」と思っているあなたにこそライブ会場に来てもらいたいんだ。
今回の岩手での時間の中で改めて気付かせてもらえた想いでした。

そして、今回奇しくも岩手へ3月11日に行けたこと。
インストアライブ2ステージ目の直前の14:46。
イオンモールさんの全館放送では、黙祷の呼びかけ。
控え室にて黙祷を捧げました。
ライブを終え、ホテルへ向かう途中の盛岡駅前では
JRの職員の方々を中心に、
「3.11 輪」と象られたキャンドルへの点灯式をしていて、
偶然通り掛かった僕にも点灯を勧めていただいたので火をつけさせていただき
みんなで黙祷しました。
最後に駅長さんが涙ながらに「こうして一緒に黙祷してくださりありがとうございます」と
声を詰まらせていた姿に、僕なんかには想像すらできないことを経てこられたんだなと、胸が苦しくなった。

思えば、テレビ岩手さんのCMを切っ掛けに岩手へ行く機会が増え、もう20回近く行っていると思う。
昨年は初めて個人的に岩手を旅行した。
その前からも沿岸地域にも何度か行き、震災後の甚大な被害を受けた光景から、
毎回行く毎に復興へ向かって動いているもの。逆に止まってしまっているものを目にしてきた。
岩手の方々から震災についてのお話を伺う機会もあった。
その中で、多くの方から出た言葉。
「忘れないでほしい」
「まずは、被災地に来てほしい」
という声。

本当に切なる願い。
僕も、実際に沿岸地域に行くまで、被害の甚大さが分かっていなかった。
多分未だに本当の本当のところまでは分かれていないとも思う。
ただ、何度も行く中で僕は岩手がどんどん好きになる。
海の幸、山の幸、川の幸に恵まれ、
温泉まである。
そして何より、人が温かい。
こんなに素敵な場所を僕は他に知らない。

県外の人間がこんなことを言うのはとても無責任なことかもしれないが、
誤解を恐れず言うなら。

もし、あなたが「被災地に行く」という心構えが重荷になって機会を失っているのならば
是非、岩手という場所を「楽しむ」為の旅行に行って欲しい。
本当に良い場所だから。
結果として震災のことを想う切っ掛けがあなたの中に生まれたならば、
それで良いんだと思う。

僕は関東の実家であの地震にあった。
たまたま庭にいた時だった。
庭から見た我が家は、しなるように横に揺れていた。
家の中には兄。その横には怯えて動けなくなっている愛犬。
電線は波打って、近所から悲鳴が聞こえていた。
あの光景は恐らく一生忘れない。

きっと、あの時どこに居たかに関わらず、
それぞれの3.11があって、それは今後も変わらない。

岩手に限らず、まだまだ僕の知らない被災地が沢山ある。
僕なりの向き合い方で、あの日を忘れずにいたい。

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